技術者向けナレッジシステム|Justsystems・東芝・構造化知識研究所など

知識を共有し仕事に生かす知識管理システムってどんなもの?(ジャストシステム,東芝,構造化知識研究所,ダイキンなどの製品)

IHSマークイット社 Goldfire

英国IHSマークイット社のGoldfire(ゴールドファイヤー)は、研究開発のナレッジの活用の促進などに役立つイノベーション支援ソリューションです。日本国内でサイバネットシステムなど幾つかの会社が国内向けに販売しています。

 

Goldfireは、開発元のIHSマークイット社が研究、開発した文書解析技術(セマンティック技術)が強みですね。文を構成する「主語」「述語」「目的語」や、文節間の「係り受け」を分析し、これらの関連性を考慮した検索や分析を行うそうです。この結果、社内や社外に膨大にある研究開発の文書や論文などを解析し、新しい知見を得るヒントを得ることに役立つそうです。TRIZとの連携もできるようなので、本当に技術開発向けのナレッジマネジメントツールといえそうです。

 

また、品質保証の強化のために、トラブルリスクの予測と回避、不具合原因究明と対策のための知識の検索にも活用されているそうです。技術開発や品質保証の現場にあると何かと役に立ちそうなツールですね。日本国内での販売元の会社がいくつかあって、いろいろとセミナーやフォローアップもしてくれるようなのでツール導入後もツールを発展的に活用していくことができそうです。